製造現場の安全対策どうする?自動車工場の危険エリアを管理し労災事故ゼロに繋げる方法

自動車工場の安全対策、どうしていますか?労災事故ゼロを目指すには、危険だということを示す看板や「ここに入ってはいけない」というルールだけでは足りません。この記事では、顔認証で危険エリアへの侵入を「物理的に不可能」にし、無資格者の侵入による労災事故を根絶する方法をご紹介します。

自動車工場の入退室管理全体のことについてはこちらの記事をご覧ください。

看板だけでは守れない!?製造現場の安全対策に伴う落とし穴って?

製造現場の安全対策として、危険箇所に看板を設置するだけで安心していませんか?ここでは、人の「注意」や「五感」に依存した対策ではなく、危険エリアへの侵入を「システム側で物理的に拒絶する」仕組みについてご紹介します。

ヒューマンエラーは必ず起きる

大きく掲げられた「危険」の看板。しかし、人は疲れていたり、急いでいたりすると、目の前の「危険」の表示を見落とします。警告音が鳴っていたとしても、騒音の激しい工場内では、それが聞こえにくいケースもあります。新人や期間従業員が「危険」の表示や警告音をスルーして、危険エリアに迷い込み労災事故に遭うといったことは十分有り得る話です。

物理的遮断の必要性

そのような事故を防ぐためには、看板や警告音に加え「資格がなければ危険エリアに入るためのドアが開かない」というインターロック(物理的遮断)が必要です。
これは顔認証システムにより実現が可能です。その方法は、危険エリアに入れる人だけを顔認証システムに顔登録するだけ。これにより、登録されていない人は物理的に危険エリアに入ることはできません。しかも、顔認証なら顔の貸し借りはできず、なりすましによる認証は不可能なので、厳格な安全管理が可能になります。
鍵(物理キー)管理だと、鍵のかけ忘れや、貸し借りによる無資格者の侵入を防げません。顔認証システムを導入することで、物理キーを持つ必要がなくなるので紛失の心配もなく、手ぶらで鍵が開き安全かつスムーズに危険エリアへの入退室が可能になります。

資格と連動してドアを制御!自動車工場の危険エリア管理はこれが正解

自動車工場の危険エリア管理のため、どんなことが重要なのでしょうか。それは、資格と連動してドアを制御することです。ここでは、顔認証でそれを実現するための方法を解説します。

産業用ロボットの「安全柵」を顔パスで管理

自動車工場の車体(溶接)工程では、数百台のロボットアームが稼働しています。ロボットの稼働範囲(安全柵の中)に入れるのは、「産業用ロボットの教示等(ティーチング)」の特別教育を受けた者だけです。安全柵のインターロック(安全プラグ)と顔認証を連動させれば、有資格者以外が誤ってドアを開けようとしても物理的にロックが開かず、ライン停止や接触事故を未然に防げます。

EV(電気自動車)の高電圧エリア

急速に増えているEVのバッテリー組立や検査エリアでは、感電リスクの高い「高電圧(オレンジ色のケーブル)」を扱います。ここに入れるのを「低圧・高圧電気取扱者」の資格を持つ従業員だけに限定することで、新人や応援スタッフの誤入室による重大な感電事故(労災)をシャットアウトできます。

重大事故を防ぐ!顔認証システムは一人作業の監視と救助にも役立つ

顔認証システムは一人作業の監視と救助にも役立ちます。ここでは、それをどのようにして行い重大事故を防ぐのかについて解説します。

自動車工場における一人作業での事故リスク

自動車工場には、プレス機の地下ピット、塗装ブースの奥、巨大な乾燥炉の内部など、外からは全く見えない「死角」が無数に存在します。また、稼働中の凄まじい騒音下では、万が一トラブルが起きても、助けを呼ぶ声は誰にも届きません。
特に恐ろしいのが、有機溶剤中毒や酸欠、あるいは熱中症による「意識消失」です。自力で無線を使ったり、緊急ボタンを押したりすることができないため、発見が数時間遅れてしまい、助かるはずの命が失われるケースがあります。

「誰が・いつから」入っているか

顔認証システムでは「誰が・いつ・どの危険エリアに入ったか」を記録することが可能です。顔認証ログを見れば、「Aさんが危険物倉庫に入ってから1時間戻っていない」という異常を即座に検知できます。
万が一の事故発生時も、救助隊に対して「中に誰がいるか」を正確に伝えることで、迅速な救出活動に繋がります。

リコールを防ぐ!重要保安部品ラインへの意図的な混入・いたずらを防止

重要保安部品ラインへの意図的な混入・いたずらは、ドライバーの命に関わる重大事故やリコールに直結するため、確実に防止しなければなりません。ここでは、顔認証を使ってそれらをどのようにして防止できるかについて解説します。

重要保安部品の管理

エンジン、ブレーキ、エアバッグなど、故障すると人命に関わる「重要保安部品」の製造・組立ラインは、工場内でも特に厳重な管理が求められます。例えば、ブレーキキャリパー、ブレーキホース、ABS/ESCユニットなどが機能しないと、ブレーキが効かずに重大な衝突事故を招きます。また、エアバッグモジュール、シートベルトなどが事故の瞬間に作動しなければ、乗員が死亡するリスクがあります。

悪意あるいたずらのリスク

不満を持った従業員や、紛れ込んだ部外者が、ラインにボルトや金属片を混入させたり、意図的に配線を切ったりする「いたずら(サボタージュ)」は、自動車メーカーにとって悪夢です。これらは工場の検査ラインでは発見されにくく、市場に出た後、大規模なリコールや死亡事故を引き起こす可能性があります。

物理的なアクセス制限と心理的抑止

だからこそ、顔認証システムによる厳格なゾーニング(アクセス制限)が必要です。顔認証システムで「そのラインの担当工員以外は立ち入り禁止」にすることで、物理的にリスクを遮断することができます。さらに、「誰がいつ入ったか完全に記録される」という事実が、内部犯行に対する強力な心理的抑止力となり、製品の品質とブランドへの信頼を守ります。

オープンセサミの顔認証システムで製造現場の安全対策を確かなものに!

オープンセサミは、自動車工場の安全対策が適切にできる顔認証システムです。オープンセサミは、物理的なアクセス制御により、単なる鍵の代わりではなく従業員の命を守ることにも役立ちます。自動車工場の危険エリアを管理し、製造現場の安全対策を確かなものにするために、オープンセサミを導入してみませんか。少しでもオープンセサミのことが気になったなら、どんな小さなことでもお気軽にお問い合わせください。

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