保育園・幼稚園の不審者対策5選|セキュリティ強化で子どもを守る完全ガイド
保育園や幼稚園への刃物を持った不審者の侵入、子どもへの声かけやつきまといなど、不審者に関する事件は後を絶ちません。2021年には宮城県の認定こども園に刃物を持った男が侵入する事件も発生しました。
保育園・幼稚園では、不審者対応訓練や防犯グッズの準備など様々なセキュリティ対策が取られています。しかし、最も重要なのは「不審者を園内に入れないこと」です。
この記事では、保育園・幼稚園が取り組むべき5つの不審者対策を解説します。特に、不審者の侵入経路の9割を占める「玄関」のセキュリティ強化について、最新の解決策を紹介します。
お迎え時の本人確認の重要性について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
保育園・幼稚園における不審者対策の現状とセキュリティリスク

ここでは、保育園・幼稚園での不審者対策の現状やリスクについて解説します。実際に起こった事件や、狙われやすい時間帯・侵入経路、不審者になり得る人などを分かりやすく説明していきます。
実際の事件事例
2021年11月11日、宮城県登米市の認定こども園で、刃物を持った31歳の男が園内への侵入を試みる事件が発生しました。園の周囲をうろつく男を職員が発見し、園児を建物内に誘導。男が侵入しようとしたところ、男性職員4人が取り押さえ、現行犯逮捕されました。
逮捕された男は「小さな子どもを殺して死刑になりたかった」と供述しており、子どもの殺害を目的に侵入しようとしていました。
また、2017年3月31日、大分県宇佐市の認定こども園の教室に刃物を持った男が侵入し、男児と女性職員を襲いました。子どもたちは近くの商店に駆け込み、犯人は複数の男性職員と駆けつけた警察官により現行犯逮捕されました。
これらの事件から学ぶべきことは、不審者侵入は他人事ではなくどの園でも起こり得るということ、複数人で対応することで被害を最小化できるので職員の連携が重要であるということ、最も重要なのは不審者を「侵入させないこと」です。不審者に侵入されてからでは遅いということを肝に銘じておかなければなりません。
狙われやすい時間帯と侵入経路
不審者に狙われやすいのは登降園のピーク時で、どさくさに紛れて侵入されることが多いです。侵入経路の多くは「正門・玄関」からの堂々とした侵入や、保護者の後ろについて入る「共連れ」です。不審者であっても堂々とされると「あれ?保護者の誰かかな?」と職員が間違えやすい可能性があるので注意が必要です。
不審者の定義は「知らない人」だけではない
保育園・幼稚園で不審者というと、見知らぬ侵入者(通り魔的犯行)であることも考えられますが、その他に面会権のない親・親族が連れ去り目的で来園し、見知った人であっても結果的に不審者だったということも十分あり得ます。このことから、不審者の定義は「知らない人」だけではないということが言えます。
保育園・幼稚園が取り組むべき5つのセキュリティ対策について解説

保育園・幼稚園のセキュリティ対策と言っても、具体的にどんなことをすればいいの?と悩む職員の方もいるかもしれません。ここでは、保育園・幼稚園が取り組むべき5つのセキュリティ対策について解説します。
ハード面の強化(フェンス・防犯カメラ・さすまた)
まず、取り組むべきこととして不審者の侵入を物理的に防ぐ、そして記録することが挙げられます。フェンス・防犯カメラ・さすまたは犯罪の抑止力としての効果が期待できます。
マニュアル作成と防犯訓練
警察と連携した不審者対応訓練を年2回以上実施しましょう。その際、役割分担を明確にしておきましょう(避難誘導、通報、不審者対応など)。具体的な役割分担と流れを訓練しておくことで、実際の事態にも落ち着いて対応できます。子どもたちへの「いかのおすし」などの指導も効果的です。合言葉で覚えやすく、幼児でも理解できます。
地域・保護者との連携
あいさつ運動などを通して、地域や保護者と連携することも大切です。不審者は「声をかけられること」を嫌います。地域全体での監視の目を作っておくことで、犯罪が起きにくい環境にすることができます。保護者には、送迎時に扉を開けたままにしない、名札は園内でのみ着用(園外では外す)、不審者を見たら即座に園に連絡するなどの協力をお願いすると良いです。
職員間の情報共有と意識改革
不審者情報の共有を職員間で常にしておきましょう。不審者が来た時の合言葉を決めておく(「うさぎさんがいます」など)のも有効です。
玄関の厳格な入退室管理【最重要】
不審者対策の中で、最も重要なのが「玄関の入退室管理」です。なぜなら、不審者侵入の90%は玄関からというケースで、お迎え時に保護者の出入りが多く紛れ込みやすいこと、職員が忙しく確認が甘くなりがちであること、保護者が扉を開けたままにしてしまうことがあることなどから玄関が一番狙われやすいからです。逆に言えば、玄関の入退室管理を徹底すれば、不審者侵入の90%を防げます。
なぜ玄関が弱点なのか?「玄関の入退室管理」が重要な理由

不審者対策というと、刃物を持った見知らぬ男が侵入してくる場面を想像しがちです。しかし、実際にはもっと日常的で深刻なリスクがあります。ここでは、「玄関の入退室管理」が重要な理由について具体的に解説していきます。
お迎え時の「なりすまし」リスクが深刻
保育園・幼稚園に現れる不審者の問題で怖いのが、お迎え時のなりすましによる連れ去りです。実際に起こり得ることとして、例えば離婚した父親が祖父を装ってお迎えに来るケースが考えられます。面会権のない父親が、帽子・サングラス・マスクで変装、「祖父です」と名乗る。この時、もし職員が「祖父」の顔を覚えていなかったら、父親に子どもを引き渡してしまう恐れがあります。
他にも、保護者に似た雰囲気の人物が子どものお迎えに来るケースなどが考えられます。これらは「刃物を持った不審者」よりも発生頻度が高く、しかも気づきにくいため、非常に危険です。
従来の対策の限界
目視確認:不審者が帽子・サングラス・マスクなどで変装していた場合、目視確認ではなかなか見抜けません。インターホンが鳴ってモニターに顔が映し出されても、職員が忙しくて画面をよく見ずに解錠してしまうこともあるかもしれません。そもそも、職員が100家庭以上の保護者の顔を覚えるのは困難で、代理お迎え者(祖父母、親戚、シッター)はさらに多いので職員が「この人が不審者じゃないかどうか」を見分けるのは至難の業です。
お迎えカード:保護者に子どもや保護者の名前が書かれた「お迎えカード」を配布し、お迎え時にカードを提示すれば引き渡すという方法です。しかし、カードを紛失・盗難される恐れがあるだけでなく、カードを他人に貸してしまうケースがあることが考えられます。カードを持っている=本人、という職員の思い込みから、本来引き渡すべき人じゃなくても子どもを引き渡してしまう恐れがあります。本当ならカード+顔確認のダブルチェックが必要ですが、実際には省略されがちです。
曖昧な運用が招くリスク
職員が保護者の顔をよく覚えていなくて、見覚えのない人がいても「保護者らしき人だから」と声をかけられない心理はよくありがちですが、これはあまりにも危険です。この「隙」が、不審者侵入を許してしまうのです。
園のセキュリティレベルを劇的に上げる「顔認証システム」がおすすめ

5つの不審者対策の中で、「玄関の入退室管理」が最も重要であることが分かりました。では、玄関の入退室管理を安全に、効率よく行う方法はあるのでしょうか。ここで、保育園・幼稚園の玄関のセキュリティレベルを劇的に上げる「顔認証システム」をご紹介します。
顔認証システムが不審者対策に最適な理由
顔認証システムは、事前に登録された人の顔のみを自動で認識し、解錠するシステムです。顔認証システムの一番のメリットは、「登録者以外は絶対に入れない」こと。保護者、代理お迎え者、職員、業者など、全員事前登録しておけば、登録者以外は玄関を通過できないので安心です。変装や「親族のふり」も通じないのでなりすましが不可能であることが嬉しいところ。「知らない人が入ってきた」という事態がゼロになります。
また、入退室記録の自動化ができるため「いつ・誰が」来たかが秒単位で残り、何かあった時の証拠になります。これは、不審者侵入時の捜査にも役立ちますね。延長保育の計算も簡単にできるので、職員の負担軽減にもなります。
以上のことをふまえて、顔認証システムは、お迎え時のトラブルを根本的に解決でき、不審者対策にもなる画期的な方法であることが分かります。
離婚した父親のなりすまし → 顔で判別、侵入不可
代理お迎えの確認 → 事前登録で自動認証
保護者がお迎えカード紛失 → カード不要
職員による本人確認の心理的負担 → 顔認証システムが自動判別
従来の入退室管理との違い
| 項目 | 従来(目視・お迎えカード) | 顔認証システム |
| 本人確認 | 職員が目視 | AIが自動認証 |
| 確認時間 | 約30秒 | 1秒以内 |
| 来園者がマスクをしていても見分けられるか | 困難 | 対応可能 |
| なりすまし | 防げない | 完全防止 |
| 記録 | 手書き | 自動記録 |
| 職員の負担 | 大きい | 軽減される |
オープンセサミなら保育園・幼稚園のセキュリティを万全にできる!

オープンセサミは、保育園・幼稚園のセキュリティ対策に適した性能を持つ顔認証システムです。ここでは、なぜオープンセサミが保育園・幼稚園の不審者対策にぴったりなのかについて説明していきます。
マスク・サングラス・帽子着用でも認証可能
オープンセサミは高性能AIを搭載しているため、マスクやサングラス・帽子をつけたままでも認証できます。このことにより、不審者がマスク・サングラス・帽子などで変装してきたとしてもAIが見破り、玄関から中に入れさせません。
スマホで簡単登録依頼
オープンセサミの顔認証システムでは、保護者は自宅でスマホの自撮り写真を園に送るだけで登録依頼が完了します。祖父母やシッターなど代理お迎え者も同様に、簡単に登録依頼ができます。写真をスマホで送るだけで登録依頼が完了するので、忙しい保護者にとっても便利なシステムであると言えます。顔認証システムにおいて顔登録をきちんとすることはセキュリティ対策にもつながるので、登録依頼が簡単に済むことは大切なメリットです。
正確な入退室管理
オープンセサミなら、誰がいつ来たかを自動で記録。入退室記録を手書きする手間がないのはもちろん、後からのトラブルにも対応できます。不審者が来た時にも自動で記録してくれるから、警察に報告する時にも正確な情報を提供できるのが嬉しい点です。また、延長保育の計算が楽々できるのも良いですね。
職員の負担を劇的に軽減
オープンセサミを導入すれば、玄関を通った時点でお迎え者の本人確認が既に終了している状態のため、職員がすることは子どもを連れてきて引き渡すことだけ。職員の負担がゼロになるとまではいきませんが、オープンセサミの正確な本人確認と職員の力を合わせることで、不審者を寄せ付けず効率の良い入退室管理が可能になります。職員の負担が軽減されるので、その分子どもとの触れ合いの時間に集中することができます。
保育園・幼稚園のセキュリティに関するよくある質問
Q1: 園庭で遊んでいる時に不審者が来たらどうすればいいですか?
A: すぐに子どもたちを室内に誘導し、施錠します。複数の職員がいる場合、一人が110番通報、残りが子どもの安全確保に当たります。
Q2: 不審者と保護者の区別がつかない時は?
A: 少しでも違和感を感じたら、身分証の提示を依頼し、保護者に電話確認します。確認が取れるまで引き渡しません。
Q3: 不審者対応訓練はどのくらいの頻度で行うべきですか?
A: 年2回以上が推奨されます。火災訓練と同様に、定期的に実施することで職員と子どもたちが適切に行動できるようになります。
Q4: 顔認証システムは高額ですか?
A: 初期費用がかかりますが、職員の人件費削減や事故防止を考えると、長期的にはコストメリットがあります。詳しくはお問い合わせください。
Q5: マスクをしていても顔認証できますか?
A: はい。オープンセサミは高性能AIを搭載しており、マスク着用でも認証可能です。
Q6: 停電時はどうなりますか?
オープンセサミの顔認証システムでは、緊急時は自動的に「金庫がある部屋は防犯のために施錠・出入口は安全で迅速な避難のために解錠(例)」となるように事前設定が可能です。
Q7: 保育園と幼稚園でセキュリティ対策は違いますか?
A: 基本的な不審者対策は同じです。玄関の入退室管理、不審者対応訓練、防犯グッズの準備など、どちらも同様の対策が必要です。オープンセサミは保育園・幼稚園のどちらにも最適です。
保育園・幼稚園の不審者対策に最適なのは顔認証システム!オープンセサミもおすすめ
保育園・幼稚園のセキュリティ対策で最も重要なのは、「不審者を園内に入れないこと」です。不審者侵入の90%は玄関からであり、入退室管理の徹底が要となります。
従来の目視確認やお迎えカードには限界があります。お迎え時のなりすましや連れ去りのリスクも深刻です。
顔認証システムなら、なりすまし防止、未登録者の侵入阻止、自動記録により、根本的に問題を解決できます。オープンセサミは保育園・幼稚園の不審者対策に適した性能を持つ顔認証システムで、マスク着用でも認証可能、スマホで簡単に顔登録依頼ができます。
不審者対応訓練や防犯グッズも重要ですが、まずは入退室管理から見直しましょう。