保育園・幼稚園の門扉施錠システム|テンキー・ICカード・顔認証の比較と選び方

保育園や幼稚園の門扉は、不審者の侵入を防ぐ最前線です。2001年の池田小学校事件では、犯人は開いたままの門から侵入しました。また、子どもが勝手に園外へ飛び出す事故も発生しています。
しかし、「毎回手動で施錠するのが大変」「保護者が施錠を忘れてしまう」という課題もあります。
この記事では、保育園・幼稚園の門扉施錠の5つの方法を比較し、それぞれのメリット・デメリットを解説します。園の状況に合った最適な施錠システムを選ぶ参考にしてください。

お迎え時の本人確認の重要性について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

保育園・幼稚園の門扉施錠システムはなぜ重要?3つの理由を解説

保育園・幼稚園の門扉施錠はなぜ重要なのでしょうか。また、自動で門扉を施錠できる門扉施錠システムもありますが、その必要性はどんなところにあるのでしょうか。ここでは、門扉施錠が重要である理由や、門扉施錠システムの必要性について解説します。

不審者の侵入を防ぐため

2001年6月8日、大阪府池田市の池田小学校で発生した無差別殺傷事件。犯人は開いたままだった通用門から侵入し、児童8名が死亡、教職員を含む15名が重軽傷を負いました。この事件を受け、全国の学校・保育園・幼稚園で門扉の施錠が義務化されました。
保育園・幼稚園への不審者侵入の大部分は門扉からです。特にお迎え時間帯は保護者の出入りが多く、隙ができやすいので、注意が必要です。
このような背景から、不審者の侵入を防ぐためにはまず日々の門扉施錠が重要だということが言えます。

園児の園外脱走を防ぐため

保育園や幼稚園の門扉施錠がされていないと、好奇心旺盛な園児が門から外へ飛び出したり、道路に飛び出して車と接触したり、迷子になり行方不明になったりする恐れがあります。
保育士の目が届かない瞬間は、室内の子どもの対応中や、保護者との連絡事項の伝達中・書類作成中などいろいろあり、その隙に園児が勝手に外に出てしまうことが懸念されますが、門扉が自動で施錠されていれば、こういったことを防ぐことができます。

保護者・職員の施錠忘れを防ぐため

よくあるケースとして、保護者が子どものお迎え後、門を閉めずに帰ってしまう・職員が来客対応後、施錠を忘れる・送迎バスの運転手が施錠を忘れるなどといったことが挙げられます。手動で施錠することには限界があり、人間なので急いでいる時つい忘れてしまったり、他の人が施錠すると思い込んでしまったりとミスがどうしても起こります。
自動施錠システムなら、人為的ミスをゼロにできます。

保育園・幼稚園の門扉施錠5つの方法を徹底比較!最適なのはどれ?

保育園・幼稚園の門扉施錠の方法にはいろいろなものがあります。ここでは、その中から5つの方法をピックアップして比較してみました。比較表にもまとめてあるので、保育園・幼稚園の門扉施錠の参考にしてみてください。

物理鍵(従来の鍵)

いわゆる金属製の鍵で門扉を施錠・解錠します。最も基本的な方法で、メリットとしては初期費用が安いこと(数千円~)、停電時も使えること、シンプルで壊れにくいことが挙げられます。
デメリットは、鍵の管理が大変(紛失、複製)なこと、施錠忘れが発生しやすいこと、毎回手動で開け閉めが必要なこと、保護者は使えない(鍵を配布できない)こと、お迎えピーク時に職員の手が取られることなどがあります。
物理鍵が適しているのは、予算が限られている小規模園や来客が少ない園です。

テンキー式電気錠(暗証番号)

テンキー式電気錠は暗証番号を入力して解錠します。一定時間後に自動施錠されます。メリットとしては、鍵の持ち運びが不要なこと、保護者にも暗証番号を共有できること、自動施錠で施錠忘れを防止できることなどが挙げられます。
デメリットは、暗証番号が漏洩するリスク、暗証番号を忘れる人がいること、セキュリティのため定期的に番号変更が必要で手間がかかること、第三者に番号を見られるリスクなどがあります。
テンキー式電気錠が適しているのは、保護者が少ない小規模園や、利便性を最優先に考える園です。

ICカード式電気錠

ICカード(Suica、社員証など)をかざして解錠します。一定時間後に自動施錠します。メリットとしては、暗証番号の漏洩リスクがないこと、カードの発行・無効化が簡単なこと、誰がいつ入ったか記録できること、自動施錠で施錠忘れを防止できることなどが挙げられます。
デメリットは、カードを紛失・忘れるリスク、カードを他人に貸してしまう可能性があること、カードの管理が必要(配布、回収)なこと、代理お迎え者にもカード配布が必要なこと、初期費用がやや高い(約20万円〜約50万円)ことなどがあります。
ICカード式電気錠が適しているのは、中〜大規模園や職員の出入りも管理したい園です。

スマホ解錠システム(スマートロック)

スマホアプリでBluetooth、Wi-Fi経由で通信し、解錠します。メリットとしては、自分のスマホがあれば解錠できる(鍵・カード不要)こと、一時的に解錠権限を付与できる(ファミサポなど)こと、遠隔で解錠も可能なことなどが挙げられます。
デメリットは、スマホを持っていない保護者には不便なこと、アプリのインストールが必要なこと、バッテリー切れやスマホ故障時に開けられないこと、Wi-Fi環境が必要な場合もあること、高齢の祖父母には使いにくいことなどがあります。
スマートロックが適しているのは、ITリテラシーが高い保護者が多い園やスマホアプリの操作に抵抗がない保護者が多い園です。

顔認証システム【最もおすすめ】

顔認証システムは、顔をカメラにかざすだけで解錠できます。事前に登録された人のみ通過可能で、人が通った後は自動施錠します。メリットとしては、手ぶらで解錠(鍵、カード、スマホ不要)できること、顔は偽造できないのでなりすまし不可能であること、鍵・カードの紛失や貸与のリスクが無いこと、暗証番号漏洩のリスクが無いこと、代理お迎え者も事前登録さえしておけば解錠できること、誰がいつ入ったかを自動で記録できることなどが挙げられます。
デメリットは、初期費用が高い(約40万円〜約80万円)こと、停電時はバックアップ電源が必要であることなどがあります。
顔認証システムが適しているのは、中〜大規模園、セキュリティと利便性の両方を優先したい園、お迎え時のなりすましを防ぎたい園、保育士の負担を減らしたい園などです。

5つの施錠方法の比較表

物理鍵テンキーICカードスマートロック顔認証
初期費用安い高い最も高い
手ぶら解錠××
なりすまし防止××
施錠忘れ防止×
保護者の負担最小
管理の手間最小
セキュリティ最高
高齢者への対応×
総合評価

この比較表を見ると、保育園・幼稚園の門扉施錠に最適なのは顔認証システムであることが分かります。初期費用はかかりますが、門扉施錠に関する人件費や手間を考えると長期的にはコストメリットがあると言えるでしょう。

園の状況別に解説!最適な門扉施錠方法の選び方はこれ!

保育園・幼稚園の状況によって、最適な門扉施錠方法は違います。ここでは、保育園・幼稚園の状況別に最適な門扉施錠方法をご紹介します。

小規模園(定員30名以下)で予算が限られている

この場合、推奨するのはテンキー式電気錠です。初期費用を7〜10万円程度に抑えられるので予算が限られていても導入しやすいです。保護者が少ないので暗証番号管理が可能で、自動施錠で施錠忘れ防止もできます。ただ、保護者が暗証番号を他の人に教えてしまうと園のセキュリティが一気に低下してしまうので注意が必要です。

中〜大規模園(定員50名以上)でセキュリティ重視

推奨するのは顔認証システムです。登録した人以外は門扉を通れないので、なりすまし防止に役立つだけでなく、保護者・代理お迎え者の管理が容易です。お迎えピーク時も、門扉を通ってきた人たちは既に本人確認が済んでいるので、職員がすることは子どもを連れてきて引き渡すことだけ。職員の負担を最小限にすることができます。

お迎え時のなりすましが心配

顔認証システムがおすすめです。ICカードやスマホは貸与可能ですが、顔は貸せないため、登録した人本人しか通ることができません。離婚して親権の無くなった父親、保護者に雰囲気が似ている人など、職員が迷うケースも顔認証システムのAIなら騙せません。なりすましが心配なら、お迎え者かどうかの判断はAIに任せましょう。

保育士・職員の負担を減らしたい

顔認証システムがおすすめです。お迎え時のインターホン対応は想像を絶する大変さがありますが、顔認証システムなら登録している人(お迎え者)・そうでない人の振り分けを門扉を通る時点でしてくれるため、職員の負担は劇的に減ります。手動での施錠・解錠が不要になるばかりか、入退室の記録も自動でしてくれるので、延長保育の計算も楽々。職員の負担が減る分、子どもたちとのふれあいの時間が増えるのが嬉しいですね。

保育園・幼稚園の門扉施錠なら顔認証システムのオープンセサミがおすすめ!

オープンセサミは、保育園・幼稚園の門扉施錠に適している顔認証システムです。ここでは、オープンセサミのメリットをご紹介していきます。

マスク・サングラス・帽子着用でも認証可能

オープンセサミは高性能AIを搭載しているため、マスク、サングラス、帽子をつけたままでも認証可能です。いちいちマスクを外す必要がないので、感染症対策にも一役買います。

スマホで簡単登録依頼

保護者は自宅でスマホの自撮り写真を園に送るだけでお迎え者の登録依頼が完了。祖父母、親戚、シッター、ファミサポなど、代理お迎え者も同様、簡単に登録依頼ができます。いつでもどこでも簡単に登録依頼ができるので、忙しい保護者の方でも安心です。

完全自動施錠

扉が閉まると自動で施錠。施錠忘れのリスクがゼロになります。園児が勝手に外へ出ることも防げます。

正確な入退室記録

誰がいつ入ったかを自動で記録します。不審者侵入時の捜査にも役立ちます。延長保育の計算も簡単になるので忙しい職員にとって嬉しい点です。

保育士・職員の負担を劇的に軽減

お迎え時、オープンセサミの顔認証システムが、誰かが門扉を通る時点で登録した人(お迎え者)かそうでない人かを振り分けてくれるから、職員がすることは該当する子どもを連れてきて引き渡すことだけです。職員の負担が減ることで子どもたちと目を合わせて「さようなら」が言えたり最高の笑顔で笑いかけたりする余裕が生まれます。

ウォークスルー認証

オープンセサミなら、3m離れていても認証でき、最大5人まで同時認証してくれます。認証速度は0.6秒と一瞬で鍵が開くため、門扉に向かって歩くだけでストレスなく通ることができます。そのためお迎えピーク時でもお迎え者の行列ができません。

保育園・幼稚園の門扉施錠に関するよくある質問

Q1: オープンセサミの顔認証システムは、停電時はどうなりますか?
オープンセサミの顔認証システムでは、緊急時は自動的に「金庫がある部屋は防犯のために施錠・出入口は安全で迅速な避難のために解錠(例)」となるように事前設定が可能です。

Q2: オープンセサミの顔認証システムは高額ですか?
A: 初期費用はかかりますが、カードの管理費用、保育士の人件費削減、事故防止を考えると、長期的にはコストメリットがあります。詳しくはお問い合わせください。

Q3: 顔認証システムはマスクをしていても認証できますか?
A: はい。オープンセサミは高性能AIを搭載しており、マスク着用でも0.6秒で認証可能です。

Q4: 顔認証システムは既存の門扉に後付けできますか?
A: はい。ほとんどの門扉に後付け可能です。詳しくはお問い合わせください。

Q5: テンキー式と顔認証システムならどちらが良いですか?
A: セキュリティを重視するなら顔認証、コストを重視するならテンキー式です。ただし、テンキー式は暗証番号漏洩のリスクがあります。

Q6: ICカードと顔認証システムならどちらが良いですか?
A: 初期費用が高額であることを除けば、顔認証の方が優れています。ICカードは紛失・貸与のリスクがありますが、顔認証システムでは個人の顔を他人には貸せないので登録された人しか通ることはできません。また、手ぶらで解錠できる点も大きなメリットです。

保育園・幼稚園の門扉施錠ならセキュリティと利便性を両立できる顔認証システムが最適

保育園・幼稚園の門扉施錠システムは、不審者侵入防止、園児脱走防止、施錠忘れ防止のために重要です。
主な門扉施錠方法には物理鍵、テンキー、ICカード、スマートロック、顔認証の5種類があります。それぞれにメリット・デメリットがありますが、セキュリティと利便性を両立するなら、顔認証システムが最適です。顔認証なら、手ぶら解錠、なりすまし完全防止、自動施錠、入退室の自動記録が可能で、保護者の負担も保育士の負担も最小化できます。
オープンセサミは、マスク着用でも認証可能、スマホで簡単にお迎え者の登録依頼ができる、ウォークスルー認証でお迎え者の行列ができないなどメリットが多く、保育園・幼稚園の門扉施錠に適した顔認証システムです。オープンセサミが少しでも気になったなら、どんな小さなことでもお気軽にお問い合わせください。

Contact

電気錠について、お気軽にお問い合わせください