老人ホームでの「鍵」問題は深刻?指紋が使えない・紛失など5つの問題と解決策

老人ホームは、安全上の問題、プライバシーの問題から「鍵」が無くてはならない場所です。しかし、物理鍵だと失くしてしまう、暗証番号だと忘れてしまうなど、問題は山積み…。老人ホームに最適な「鍵」とはどのようなものなのでしょうか。この記事では、老人ホームの鍵問題を解決する新しい「鍵」をご紹介します。

老人ホームの管理者が抱えている「鍵」に関する問題・悩み5選

老人ホームの「鍵」問題は実は深刻。老人ホームの管理者の方は鍵に関する様々な悩みを抱えていることでしょう。ここでは、老人ホームの管理者が抱えがちな問題・悩みについてよくあるケースを挙げていきます。

カードキー・物理鍵の紛失

まず挙げられるのは、カードキー・物理鍵の紛失の問題です。鍵を入居者に渡すと、特にご高齢の入居者の場合鍵をどこに置いたか忘れてしまうなど紛失のリスクがあります。もし紛失したとしたら、合鍵の作成に時間と費用がかかるだけでなく、セキュリティの問題も同時に降りかかってきます。そのようなリスクがある中で、鍵を常に持ち歩いていないといけないというストレスは、些細なことのようで実は入居者にとってかなりの負担になっているのかもしれません。

暗証番号が流出&覚えられない

暗証番号を押して鍵を開けるタイプのドアの場合、入居者はご高齢の場合が多いのでなかなか暗証番号を覚えられないというケースは多いことでしょう。かと言って、メモに書くと番号が流出するリスクもあるのでできれば控えてもらいたいところ。入居者が自分の頭の中にだけ置いておくとどうしても忘れてしまって結局スタッフが呼び出されることになり、スタッフの負担が増えることにもなりかねません。

指紋認証ができない

次に、指紋認証はどうでしょうか。はっきり言って、老人ホームと従来の指紋認証の相性は悪いです。どうしてかと言うと、高齢者は皮膚の老化によって指紋が薄くなったり、過度な乾燥肌によって指紋が読み取りにくくなったりして指紋認証ができないというケースが多いからです。何度指で触れても、ドアを通れないストレスから、スタッフを呼び出して八つ当たりする入居者の方もいらっしゃるかもしれません。

徘徊・無断外出

老人ホームでは、認知症の入居者の方による徘徊や無断外出に悩まされているケースが多いのではないでしょうか。これらは事故につながるケースもあるので、管理者の方にとっては心配ですよね。そもそも、入居者の方の徘徊を防止するために玄関を施錠することは身体拘束に該当するとして厚生労働省により禁止されています。かと言って24時間スタッフが監視していれば良いかというと、人手不足や人件費の問題が出てくるので現実的ではありません。

スタッフの鍵管理負担

老人ホーム全体を見渡してみると、鍵で管理する必要がある場所はたくさんあります。その場所が多ければ多いほど、スタッフの鍵管理に関するストレスも過多になっていきます。鍵を管理する不安や、紛失の際のセキュリティの問題にいつもびくびくしていなければなりません。

老人ホームにはどの「鍵」が向いている?鍵対策を比較してみた

それでは、老人ホームにはどんな鍵が向いているのでしょうか。いろいろな鍵対策を比較し、表にしてみました。

高齢者への適性衛生面起こりうるトラブル・デメリット総合評価
物理鍵×失くしてしまう×接触必要×複製が簡単・誰でも使用できる☆★★★★
暗証番号×忘れてしまう×接触必要×流出の恐れがある☆★★★★
指紋認証(従来)△摩耗で使えない場合もある×接触必要×ドアが簡単に開く人と開かない人がいる☆☆☆★★
顔認証◎最適◎完全非接触◎その人自体が鍵なので特になし☆☆☆☆☆

この表を見ると、老人ホームと相性の良い「鍵」は顔認証か指紋認証ということが分かります。次からは、この顔認証と指紋認証についてさらに詳しく解説していきます。

この鍵なら老人ホームの問題解決!顔認証と指紋認証がおすすめ

老人ホームに向いている「鍵」は顔認証と指紋認証だということが分かりましたが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?ここでは、顔認証と指紋認証それぞれのメリットなどについて解説していきます。

顔認証のメリット

顔認証のメリットとして一番に挙げられるのが「鍵がいらない」ということ。その人自身が鍵になるため、鍵を持ったり暗証番号を覚えたりするストレスがありません。物理鍵のように貸出ができず、同じ顔は存在しないのでセキュリティ対策もバッチリ。手が不自由な方でも簡単にドアを開けられるというのもメリットです。また、完全非接触で鍵が開けられるため、感染症対策にも一役買います。さらに、入居者の方の中で誰がいつドアを開けたのかを記録することができるものもあります。

指紋認証のメリット

指紋認証のメリットは顔認証と同じで「鍵がいらない」ことです。同じ指紋は存在せず、顔認証と同じくセキュリティの問題を解決できます。気になるのが高齢者の指紋が摩耗により読み取りにくいことです。

オープンセサミの顔認証と指紋認証はここが良い!

オープンセサミは顔認証または指紋認証ができる電気錠です。
オープンセサミの顔認証では一般的なメリットに加え「入退室管理を正確に行える」というメリットも。マスクや帽子、メガネをつけたままでもドアが開くというのも嬉しいポイントです。
オープンセサミの指紋認証は真皮認証技術を採用しているため、汚れていても乾燥していても指紋が摩耗により薄くなっていても問題なく鍵を開けることができます。

オープンセサミのデメリット

Q.初期費用がかなりかかりますよね?
A.はい、確かに初期費用はかかりますが、長期的なコスト削減で回収可能です。鍵を失くした時の合鍵作成のコストや、鍵に関わる人件費が削減できるからです。

Q.停電時はどうなるのですか?
A.災害時、通電が切れるとパソコンが察知した瞬間に、開錠するか施錠するかをその場所ごとに事前設定することができます。例えば、金庫などがある部屋は防犯のために施錠、出入口は入居者や職員が脱出できるように開錠、という風にです。

Q.システムのメンテナンスはどうすればいいですか?
オープンセサミはIP65規格を採用しており、防水・防塵で耐久性が高いためメンテナンスは基本的には必要ありませんが、セサミケアという保険もご用意していますので入っておくことをおすすめしています。

老人ホームでオープンセサミの電気錠が活躍する3つの場面はこれ!

電気錠(顔認証・指紋認証)を使って施錠すべき場所はどこなのか、どう管理するのが適切なのかを考え、実行に移すことが、施設の安全性を高めることにつながります。そこで、オープンセサミの電気錠が活躍する場面の例として3つの場所を挙げてみます。

入居者の個室(希望者のみ)

入居者のプライバシーや安全を守るため、個室に鍵をかけたい場合も多いはず。オープンセサミの顔認証と指紋認証なら、鍵がいらないので鍵を失くす心配がありません。指紋認証の場合でも、指紋の摩耗に関係なく認証できる真皮認証だから、高齢者でもスムーズにドアが開けられます。認証にかかる時間は顔認証の場合でも指紋認証の場合でもわずか1秒未満。車椅子の方でも立ち止まらずに通過できます。
最初に入居者本人とスタッフの顔を登録しておけば、緊急時スタッフがすぐに入室可能なので安心です。

薬品庫・医務室

薬品庫や医務室は重要度が高い場所です。向精神薬や麻薬を含む医薬品の管理は、法的にも厳格な管理が求められます。オープンセサミを導入すれば、顔または指が鍵になるので、看護師だけが瞬時に中に入ることができます。また、入退室記録が自動で残るので、監査対応にも役立ちます。そして何より、鍵の物理的な管理が不要になるのが嬉しいところです。

厨房・食品庫

厨房・食品庫は食中毒防止の観点から、関係者以外の立ち入りを制限したいエリアです。オープンセサミの電気錠なら、厨房スタッフのみが入れるように設定できます。また、指紋認証の場合ゴム手袋をしたまま・汚れている・濡れたままでもドアが開きます。顔認証の場合、マスク・帽子・メガネをつけたままでも鍵が開くのでいちいちそれらを取り外す必要はありません。

老人ホームの玄関施錠は違法?身体拘束と鍵の関係を正しく理解する

老人ホームの玄関を施錠することは、身体拘束に該当するとして厚生労働省より禁止されています。特に、日中の玄関施錠が身体拘束に該当する可能性が高いです。
しかし、オープンセサミの入退室管理システムなら合法的に徘徊を把握できるというメリットがあります。登録した人の入退室管理が正確に行えるため、何時に玄関を出ていったのかを把握し捜索に役立てることができます。物理的に施錠するのではなく、「誰がいつ出入りしたか」を記録することで安全を確保できるのです。

オープンセサミの電気錠導入で老人ホームの「鍵」問題をクリアに!

老人ホームでありがちな、「鍵を失くしてしまう」「暗証番号を覚えられない」「指紋が使えない」などの悩みや問題。オープンセサミの電気錠ならこのような問題をクリアにすることが可能です。顔認証や指紋認証ができるオープンセサミの電気錠を導入して、老人ホームの「鍵」問題から解放されませんか?もし少しでもオープンセサミが気になったなら、お気軽にお問い合わせください。


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